ほぼ週刊 ビジネスプレイボーイ

篠崎愛と紗倉まなをこよなく愛する独立会計士のブログ。

まだ間に合う!1週間で攻める日商3級 第5回

こんばんは、次郎です。

 

仕訳のポイント確認最終回です。

今日は決算整理仕訳編です。

主に第5問で出てきます。

 

①消耗品費と消耗品

消耗品費は費用、消耗品は資産です。

期中どっちの科目で処理しているかによって仕訳が変わります。

・期中:消耗品費→期末:使っていないものを消耗品へ振り替え

・期中:消耗品 →期末:使った分を消耗品費へ振り替え

第5問では解答用紙にどっちかの科目に残高があるので、

そこで判断しましょう。

 

②見越・繰延

要するに期をまたぐ収益/費用の処理ですね。

使う科目は未収〇〇(資産)、未払〇〇(負債)、

前払〇〇(資産)、前受〇〇(負債)のどれかです。

 

「・・・を見越計上する」

「・・・を繰り延べる」

この問題文を読んですぐに仕訳切れますか?

・・・・。

魔法の言葉があります。

『「見越」の「見」は「未収/未払」の「未」』

瞬殺です。

見越・繰延の意味を覚えるより、

これで覚えたほうが早いです。

 

③現金過不足

資産にも負債にもなる不思議な科目です。

原因が判明した時は、判明した科目を書いて、

差額を現金過不足で埋めます。

固定資産売却益/損を出すときと同じやり方です。

それでも現金過不足が出るのであれば、

雑益か雑損で処理します。

 

④貸倒引当金と貸倒損失

貸倒引当金の計上仕訳は問題ないでしょう。

回収不能となった場合には、まず貸倒引当金を減らします。

貸倒引当金がなくなってから初めて貸倒損失を計上します。

 

 

論点はこのぐらいでしょうか。

漏れていたらごめんなさい。

 

ラスト1日です。しっかり追い込んでください。