まだ間に合う!1週間で攻める日商3級 第2回
こんばんは、会計士次郎です。
ちょいエロ?記事から立て続けに書きます。
方向性が異なりすぎて自分でも訳が分からなくなります。
さぁ、ここからはまじめに行きましょうか。
さて、前回は敵である日商3級の情報と攻略法を学びました。
では、あと1週間(実際は5日ですね)何をしますか?
・・・・。
言い換えましょう。
あと1週間(実際は5日ですね)どこに時間を投資すれば合格できますか?
もう一度、試験問題の構成を見てみましょう。
第1問(20点):仕訳問題→毎回これ。初見の問題はほぼない。
第2問(10点):帳簿記入or勘定記入→どっちかだがパターンがたくさん。
第3問(30点):試算表作成→毎回これだけど若干パターンあり。
第4問(10点):伝票など→変化球。
第5問(30点):精算表作成→基本これ。初見の問題はほぼない。
では次は必要とする知識で見てみましょう。
第1問:仕訳
第2問:仕訳+α(帳簿の知識等)
第3問:仕訳+記入方法
第4問:仕訳or伝票の知識等
第5問:仕訳+記入方法
まとめます。
第1問:20点、問題は固定的。必要知識は「仕訳」のみ
第2問:10点、問題は変動的。必要知識は仕訳のみならず帳簿の知識も。
第3問:30点、問題は固定的。必要知識は「仕訳」で記入方法を覚えるだけ。
第4問:10点、問題は変動的。必要知識は「仕訳」だけでは対応できない場合もある。
第5問:30点、問題は固定的。必要知識は「仕訳」で記入方法を覚えるだけ。
つまり、仕訳ができるようになれば、
第1問、第3問、第5問は解けてしまう。
しかもこれだけで80点。合格!
てことは第2問と第4問はボーナスステージなのです!
逆に第2問と第4問をいくら対策しても合格できません!
なので、時間がない人は仕訳問題を解くことと
第3問・第5問の記入方法をひたすら覚えましょう。
(ようやくブログのタイトルぽくなってきましたね。)
さぁ、あと5日。やることは決まりましたね。
では今日は仕訳の総論だけ押さえておきましょう。
仕訳の構成要素は5つです。
①資産、②負債、③純資産、④収益、⑤費用
これは大丈夫ですよね。
①資産【増えたら仕訳の左側、減ったら右側】
そもそも資産とは?
簡単に言うと「金・物・権利」です。
・現金・小口現金→言わずもがな「お金」ですね。
・預金→字のごとく「銀行に預けているお金」ですね。
・棚卸資産・建物・備品・車両など→「物」ですね。
②負債【増えたら仕訳の右側、減ったら左側】
そもそも負債とは?
簡単に言うと「義務」です。
・借入金・当座借越→借りたお金です。つまり返す「義務」があります。
・預り金→預かっているお金です。つまり、誰かに返したり、渡したりする「義務」があります。
・未払金→字のごとく「未だ払っていない」から払う「義務」があります。
③純資産【増えたら仕訳の右側、減ったら左側】
そもそも純資産とは?
簡単に言うと「もとで」です。
3級では資本金と引出金だけですね。
マイナー論点です説明はしないこととします。
④収益【基本は仕訳の右側、売上値引・返品のみ左側】
そもそも収益とは?
簡単に言うと「成果」です。
ただ難しいので、今段階では「売上」と「受取〇〇」と覚えとけばいいです。
⑤費用【基本は仕訳の左側、仕入値引・返品のみ右側】
そもそも費用とは?
簡単に言うと「犠牲」なんですが、難しいので今段階では
「仕入」と「〇〇費」と「支払〇〇」と覚えとけばいいです。
明日からは各科目のポイントを見ていきましょう。
ではでは。