ビジネスマンが選ぶべき最強の服装、そのANSWERを教えよう。
次郎おすすめ本コーナー
『おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の「服選び」』 大山旬 大和書房
休日の私服に悩まされるビジネスマンは多い。
そもそも何を着ていいのかわからない、とりあえず大学時代に来ていた服をそのまま着ている、服を買いに行く服がない。
そうこしているうちにいつのまにか「ダサいおじさん」が量産されていく。
ああ悲しきかな、ダサいおじさんおよびその予備軍大国日ニッポン。
そうはなりたくないけど、どうしていいかわからない。
そんな悩めるビジネスマンに朗報がこの一冊だ。
早速ページを開いてみると著者は「3,000人の人生を変えてきたスタイリスト」とある。
人生を変えた、、、だと!?まじか。これは会計士次郎も早速読まざるを得ないではないか。
パーソナルスタイリストというと芸能やモデルをコーディネートする華やかなイメージがあるかもしれないが、本書の著者は、
・どんな服を着ればいいのかわからない。
・自分のファッションセンスに自信がない。
・ファッションでコンプレックスを解消したい。
・もっと自分のファッションに自信を持ちたい。
といった身近なファッションの悩みを持つ一般の人を対象に、一緒にお店をまわりながら、マンツーマンでコーディネートを行っているとのこと。
そして著者がスタイリングの中で提案しているのは、流行をふんだんに取り入れた最新のファッションではない。
ベーシックかつオーソドックスなファッション、つまり「ふつうの服をふつうに着る」ということを提案しているらしい。
そんな著者の問題意識は以下に集約される。
「見た目で損している男性が多すぎる。」
そして彼はあえて冒頭でこう断言する。
「大人になった今だからこそ、ファッションはとても重要なものです。」
と。
いやいやいや、外見よりも中身でしょう?と思ったそこのあなた。
もちろん中身は最重要、仰るとおりです、、、、
そう思っていた時代が次郎にもありました。
しかし!
人との初対面でまず目に飛び込んでくるのはその外見である。
ほんと耳が痛い話である。
この著者の書き出しですぐに思い出したのが、このネット上で有名なこの画像。
いくらガリ勉して、いい大学入ろうが、いい会社に入ろうが、見た目がアウトなら女子からは一発で足切りである。
いやいや、世知辛い世の中になったものである。
この画像は外見とは少し趣旨が違うが、結局人は見た目が9割である。
つまり、
「もっとも大切な中身を誤解ないように伝えるためには、ファッションをある程度整えておくことがとても大切!」、
そして、今まで一度も彼女ができなかった人のスタイリングを担当し、その人が、ファッションを変えてから半年後には彼女ができ、2年後にはめでたく結婚したというスタイリング経験から、
「ファッションが変われば、仕事も恋愛もうまくいく!」
さらに、
「体形や容姿はすぐに変えられないが、ファッションだったらその気になれば今日からでもすぐに変えることができる。」
と力強い主張が展開されていくのである。
具体的な服選びの方法やテクニックは是非本書を熟読していただきたいが、次郎のポイントは以下に尽きる。
「ネイビー」最強すぎるだろ!!!
スーツもネイビー、カジュアルもネイビー。
大人のファッションはネイビーに始まり、ネイビーに終わる。
この「法則」を解明したのが本著の白眉である。
もう、こうしちゃいられない。
このネイビーのビッグウェーブにのるしかない!!!
次郎の週末の予定が決まった。
ユナイテッドアローズにGO!!!